「第1回ステンドグラス美術展」入選作品
宮沢賢治の同名の童話からイメージを得て制作しました。 2000年にも同名のステンドグラス作品を作っていますので、これは2作目です。 この童話は、雪山で大人にはぐれた幼い兄弟が遭難し、なんともやりきれない結末になる話ですが、 私は賢治作品の中で最も好きなもののひとつです。仏教的霊界観が、恐ろしく、美しく描かれています。
作品は、ブルーのフラッシュガラス(2層ガラス)を用い、サンドブラストで白抜きし、 あっさりとグリザイユ線画風に仕上げました。 グリザイユは毛筆ではなく、割り箸を削った自作の筆で、ゴツゴツとした味わいを出そうとしました。 黄色いところはシルバーステインです。版画のような平面的構成を狙いました。
サイズ: | 本体部分:横40cm×縦70cm×厚10mm 額外形:横47cm×縦76cm×厚3cm |
設置場所: | 窓辺など |
制作経緯: | 自主制作 |
付属品: | 木製額 |
制作年度: | 2002年 |
ご購入方法: | 当工房から通販で購入→まずはでお問い合わせください 198,000円(送料込み) |
ステンドグラス「ひかりの素足Ⅱ」(屋内開口に吊るして撮影)