ステップM4. 現物合わせデザイン

本編(YouTube版:11分56秒)

ステップM4のポイント

 《1》 小ピースは、なぜ切断後にスランピングしないのか
 スランピングの焼成は、電気消費量が多いので、できれば回数を少なくしたいものです。 小ピースを切ってから焼成するとなると、モールドの頂上付近に少数しか並べられません(横に置くと滑り落ちるからです)。 その分、焼成回数が増えます。
 大きな板を予めスランピングしておいて、そこから小ピースを切り出せば、焼成は1回で済みます。
 《2》 ガラスピースは型紙より若干小さく
 ガラスにマジックを使って型紙の外形を写した場合、このマジック線は、当然型紙の外側にひかれます。 このまま、マジック線上をガラスカッターで切ると、できたガラスピースは型紙より大きくなってしまいます。 ですので、カッターで切る線(スコアライン)は、マジック線より若干(0.1〜0.3mm)内側に入れます。 全てのガラスピースが型紙より小さくできていれば、全てを並べて干渉が無いかチェックするなどの工程が不要になります。
ガラスピースは型紙より若干小さく切り出す
 《3》 ランプシェード全体の型紙(展開図)
ステンドグラスランプシェードの全体の型紙(展開図)

前へ 次へ


■写真はクリックすると拡大表示されます■