《1》 オイルカッターについて
ガラスカッターと言えば、昔はダイヤモンドでした。ですが、今はほとんどがオイルカッター(別名ホィールカッター)です。
鋼製の小さな車輪(ホィール)が先端に付いていて、これを力を加えながら転がしてガラスに傷を付けるものです。
この時、先端に潤滑油を付けますので、オイルカッターといいます。
写真は、オイルカッターの種類です。左が最も安価なフレッチャー社のもので、ビンなどに入れたオイルを先端に
付けながら使います。中央の2本はオイル自給式です。万年質のように柄のボトル部分にオイルを入れておくと、
先端から少しずつしみ出てきます。
価格は2,000円前後です。右は、専用のカッティングオイルとスポイトです。
《2》 オイルの入れ方
初心者もプロも、オイル自給式のカッターを使うことが多いです。
オイルは灯油でも代用できますが、専用オイルの方がべとつかず、揮発も早く使いやすいです。
まず先端の栓を外し、スポイトでオイルを柄のボトル部分に少し入し、栓をして作業します。
《3》 オイルカッターの持ち方(男性)
持ち方に特にルールはありませんが、男性など、握力の強い人は、人差し指と中指の間に柄を挟んで持つ場合が多いです。
このとき、左手の人差し指を、暴走防止のためにカッター先端に添えます。左手の残りの指は、板ガラスを押さえます。
カッターは垂直ではなく、15度くらいに傾けると良いです。左利きの人は、上記の逆で持ってください。
動画(49秒)
《4》 オイルカッターの持ち方(女性)
女性は一般的に握力が弱いので、握ってもかまいません。このとき、左手の人差し指を、暴走防止のためにカッター先端に添えます。
動画(35秒)